準備編6 独学で行く場合にはどうするのか?

我が家の答え・・・参加できるセミナーや説明会にはできる限り参加する

我が家は塾に通って合格できた家庭です。

ですから、独学で合格されたご家庭のやり方は良くわかりません。

が、少なくとも次の3つは実行されるべきだと思います。

・できる限りセミナーや説明会には参加する

・模擬試験は積極的に受けさせる

・他のご家庭は想像以上に熱心に取り組まれていることを知っておく

一つずつ説明します。

・できる限りセミナーや説明会には参加する

塾は入塾生を増やすため、定期的にセミナー等を開催します。

「小学校受験する保護者の心構え」

「小学校受験で問われる5つの力」

「受験校選びで押さえておくべきポイント」

などです。

最終的には、

「だからうちの塾に入って下さい」

となるのですが、

セミナーの内容自体はとても有用で、

塾生の保護者も参加し、指針を修正するのに利用します。

塾生限定というものも多いですし、塾外生は有料というものもあります。

独学で頑張られるご家庭は、

無料のものはスケジュールが可能な限り全て、

有料のものも内容に興味があれば受けておいて損はないと考えます。

通塾しないと、情報や意識に差が生まれがちです。

これらの差は、受験に大いに影響すると考えます。

なぜなら我が家もセミナー後に方針を微調整したり、

襟を正すことを繰り返していたからです。

塾に通わないことがハンデであることは間違いないと思います。

ですので、できるだけそれを埋める努力をなさることをお勧めします。

・模擬試験は積極的に受けていく

塾に通っているご家庭は、その塾が開催する模擬試験はほとんど全て受けられています。

単純に子どもの成績がどうなっているかが気になりますし、

前の試験から今回までの努力の方向性が間違っていなかったかを確かめる必要もあるからです。

その結果、子どもには3つの効果が与えられます。

(1)アウトプットの機会が定期的に与えられる

(2)試験慣れする

(3)成績を目の当たりにし、より頑張ろうとする

(2)(3)については悪い面もあるので、

保護者が工夫して良い方向に持っていくことが求められるのですが、

それさえできれば、模擬試験を受けている子と受けていない子では、

非常に大きな差が生まれていくと思います。

模擬試験は年長になってからでいいやと思っていると、

いざ受けてみて、成績が芳しく無くても修正する時間がありません。

できれば、新年中が始まる年少の秋くらいから受け続けることをお勧めします。

・他のご家庭は想像以上に熱心に取り組まれていることを知っておく

独学で受験する一番の問題は勉強量が足りないことだと思います。

独学であっても他のご家庭と連絡を取り合って、

プレッシャーを受け続けていれば良いのですが、

独学は得てして、孤立した受験になってしまうと思うのです。

通塾していると、塾の先生方やお友達の保護者様がプレッシャーを与えてきます。

プレッシャーというだけあって、

良いことだけではないのですが、

結局それを克服しようとお勉強に注力するのです。

やってもやっても不安で、

きりがないほどやってしまいます。

子どもにも限界を超えてやらせてしまい。

子どもが、

「もう受験したくない」

と思うこともあるでしょう。

しかし、一旦休息期間をおいて、

試行錯誤しながら、最終的には相当量の勉強をして試験に臨んでくるのです。

多分合格されている方のほとんどは、

うまく工夫して、楽しく勉強したとしても、

相当の勉強量をこなしてこられたのではないかと思います。

つまり皆さん、限界を突破されてこられると思うのです。

ですから、独学される方も、

他の方は毎日毎日試行錯誤と創意工夫を繰り返し、

通塾されながら、限界を超える勉強量をこなしているのだと認識して、

それ以上の努力をしていただきたいなと思います。